環境に配慮した生活を考える「ひらつか環境フェア」が14日、平塚市内各所で始まった。親子連れらが太陽光を利用した調理器具やオルゴール作りに挑戦した。15日まで。
市内3カ所の会場のうち、市役所では、NPO法人「ひらつかエネルギーカフェ」が、アルミシートで光を集めて水を沸かす調理器具「ソーラークッカー」を製作するブースを設け、メンバーが「ゆで卵も1時間で作ることができる」などと説明。別の市民団体は太陽電池を使ったオルゴール作りを企画し、スピーカーから音が出ると子どもたちは喜んでいた。
会場には、昨年の南アフリカでのレース大会で準優勝した東海大学「ライトパワープロジェクト」のソーラーカーもお目見え。試乗した児童(8)は「初めて実物を見た。どういう仕組みで走るのか知りたい」と興味津々の様子だった。
フェアは環境保護団体や大学、企業などでつくる実行委員会の主催。午前10時から午後4時まで。