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描いた来日の夢、CFで実現 児童画展にスリランカ少女

話題 | 神奈川新聞 | 2019年7月8日(月) 05:00

入賞者らと記念撮影に臨むディマルカーさん(中央)=横浜市栄区の県立地球市民かながわプラザ
入賞者らと記念撮影に臨むディマルカーさん(中央)=横浜市栄区の県立地球市民かながわプラザ

 県が1981年から隔年開催している「カナガワビエンナーレ国際児童画展」の表彰式が7日、横浜市栄区内で開かれ、大賞に輝いたスリランカの少女が出席した。財政難から県費での招待が2011年に打ち切られたが、20回目の節目を迎えた今年はクラウドファンディング(CF)を初めて活用したことで少女に渡航費が寄付され、悲願だった来日が実現した。

 「私は夢を見ているようで、自分でも信じられない。夢でもある来日をかなえるために支えてくれた多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」

 大賞3作に入ったディマルカー・インドゥランピティヤさん(13)は県立地球市民かながわプラザ(同区)で開かれた晴れ舞台に立ち、笑顔で話した。

 海外の大賞受賞者の招待は16回目で打ち切られていたが、来日を切望するディマルカーさんのために事務局が募ったCFが成功。家族とともに渡航費と宿泊費をまかなうことができた。

 作品は「私のオーガニックガーデン」。自宅の庭で、家庭ごみを野菜の肥料にリサイクルしている家族らの姿をカラフルな古新聞の切り絵で表現した。環境問題に関心があるというディマルカーさんは「家で植えた野菜はとてもおいしいし、経済的でもある」と紹介。「新聞紙をリサイクルすることで、あらゆるものが再利用可能なことをメッセージとして伝えたい。私の努力は成功したと思う」と語ると、来場者が大きな拍手で賛意を示した。

 将来の夢は、芸術の分野で学位を取得すること。「芸術とは世界共通の言語でもある。私の独特なスタイルで前に進んでいきたい」と、さらなる飛躍を力強く誓っていた。

 大賞には、横浜市の久保心太郎さん(8)の「魚市場のセリ」、インドのチャニカ・ダースさん(11)の「月明かり」も選ばれた。

 今年の国際児童画展には92カ国1地域から2万7599作品が寄せられた。入賞・入選した520作は8月25日まで、同プラザで展示される。入場無料。

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