子どもたちに宮ケ瀬湖の魅力を発信する担い手になってもらおうとバスツアー「宮ケ瀬こども観光アンバサダーになろう」が8月、初めて開催される。湖周辺地域を巡り、宮ケ瀬ダムの内部見学や湖畔園地での昆虫観察など各種レクリエーションを楽しみ、観光大使に任命する。
県主催のツアーで、宮ケ瀬ダム周辺振興財団が主管。湖周辺の相模原、厚木市、愛川町、清川村を巡り、伝統工芸やカヌーを体験。夜は星空を観察し、同村内の宿泊施設に泊まる。
また、子どもたちを「宮ケ瀬こども観光アンバサダー(大使)」に任命し、口コミや会員制交流サイト(SNS)などで湖周辺の魅力を広めてもらう。ツアーはその体験学習を兼ねており、同財団は「ダムをはじめ宮ケ瀬湖周辺の魅力を全国に発信してほしい」と期待する。
対象は小学3~6年の児童とその保護者で、日程は8月6~7日と同10~11日のそれぞれ1泊2日。定員は各30人。申し込みは7月16日締め切りで、応募多数の場合は抽選。参加費は食事代など含め、児童9800円、保護者1万1800円。問い合わせは、同財団電話046(288)3434。