川崎市内最大級のヒマワリ畑として知られる同市麻生区早野の休耕田で14日、種まきが行われた。今年は地元の市立東柿生小の5年生85人も参加。児童らは「楽しかったけど大変だった」などと口にしながら、開花を心待ちにした。
ヒマワリ畑の整備は、水田の有効活用や景観保全を狙い、早野農地管理組合とJAセレサ川崎、市などが2016年から手掛けてきた。真夏に咲く大輪の花々は地区の風物詩として定着しつつある。
今年は約5千平方メートルの農地で栽培。児童らは地域連携の一環として作業に加わり、約600平方メートルを担った。軍手をはめた児童らは土をならしながら丁寧に種を埋め、「昨年よりきれいに咲いてほしい」「みんなが注目する畑になってほしい」などと期待を寄せた。
8月中旬には約2万~3万本のヒマワリが咲き誇る見込みという。