江戸後期の農政家・二宮尊徳のゆかりで小田原市と交流している福島県相馬地方を支援しようと、尊徳の教えの実践で地域活性化を目指す「報徳九転十起人生塾」(田嶋享塾長)は5月30日、イベントで募金活動を行い、12万円余りが集まったことを加藤憲一市長に報告した。
同塾は同11日に開いた尊徳の7代目子孫による講演や映画「二宮金次郎」上映のイベントで寄付を呼び掛け、12万4960円の支援金を集めた。田嶋塾長が「皆さんの心を届けていく」と意気込みを語ると、加藤市長も「長い支援が大事」と激励した。同塾は6月中に南相馬市などに寄付する予定。