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私設植物園でハナショウブやタチアオイが見頃 一般開放も

話題 | 神奈川新聞 | 2019年6月7日(金) 11:40

私設の植物園「隠れ花菖蒲園」を散策する石井千代子さん(右)と富夫さん=三浦市南下浦町菊名
私設の植物園「隠れ花菖蒲園」を散策する石井千代子さん(右)と富夫さん=三浦市南下浦町菊名

 私設の植物園「隠れ花菖蒲(はなしょうぶ)園」(三浦市南下浦町菊名)で、ハナショウブやタチアオイが今年も見頃を迎えた。鳥のさえずりが響く里の中で、石井千代子さん(90)が丹念に育てた花々を満喫できる。

 植物園は石井さんが45年ほど前、自宅前の田んぼの一角にハナショウブを植えたのが始まり。年を追うごとに花の数が増していき、多くの人に楽しんでもらおうと無料開放した。昨年には、歩道の一部にコンクリートを敷いた。

 現在はハナショウブやタチアオイに加え、バラ、ユリなど50種ほどが約1千平方メートルで咲き誇る。今月中旬ごろには、アジサイやダリアなども見頃を迎えそうだ。

 年を重ね、足腰が弱くなってきた石井さんの「一人でも多くの人に来てもらいたい」との思いを継ぎ、長男の富夫さん(65)が農業の傍ら、畑を手入れしている。富夫さんは「花の手入れは大変だが、『きれいだね』と言われるとうれしい。見て喜んでもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 植物園は京急線三浦海岸駅から京急バスに乗り「神台」か「白山神社」で下車、徒歩10分。

 
 

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