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ピザにオムレツ のらぼう菜「ちょい足し」で新風味に

話題 | 神奈川新聞 | 2019年6月2日(日) 12:24

のらぼう菜の味をそのまま楽しめる「のらぼうペースト」と開発者の大橋さん =川崎市多摩区
のらぼう菜の味をそのまま楽しめる「のらぼうペースト」と開発者の大橋さん =川崎市多摩区

 川崎市の伝統野菜「のらぼう菜」をこよなく愛する市民有志のプロジェクトチームが、新たな活用法を提案している。風味をそのままに、さまざまな料理に「ちょい足し」が可能な「ペースト」を開発。4年かけて改良を重ね、今春、店頭に並んだ。メンバーは「優しくふんわりとした味わいの中に、懐かしい香りが広がる」とPRしている。

 のらぼう菜の味を凝縮した「のらぼうペースト」。ピザや、パスタ、オムレツなど食べ方はさまざまだ。和洋を問わず、魚でも肉でも、あらゆる料理に活用できる。

 「豆腐の上にペーストと一緒にオリーブオイルを垂らして洋風の冷ややっこにしてもおいしい」。そう語るのは、開発者で多摩区のアジアンキッチン「ムビリンゴ」シェフの大橋ゆりさん(55)だ。

 風味をシンプルに生かそうと、調味料はオリーブオイル、レモン、塩、砂糖と最低限に抑え、無添加にもこだわったというのらぼうペースト。開発のきっかけは、同区菅地区の農家で地域特産物マイスターの高橋孝次さん(87)との出会いだった。

 「高橋さんが高齢ということもあり、のらぼう菜を盛り上げ、次代に引き継いでいくため、名産をつくって応援しようと思った」。2015年、バジルペーストをヒントに試作品を考案。店で提供したところ好評だったが、商品化には課題もあった。

 ペーストには採れたてののらぼう菜を使用するため保存期間には限界があった。17年に一度商品化に成功したが、常温で1カ月にとどまっていた。

 「より多くの人に手に取ってもらうためには、冷蔵庫でなくても半年から1年は保存できないと」。昨年1年間は販売を休止して改良期間に充て、加熱処理の時間やレシピを見直した。

 リニューアルした商品はコンセプトをそのままに、常温での保存期間6カ月を実現。「おいしく食べていただけるものができた。多摩区名産ののらぼう菜をたっぷり使った商品をこれからも考えていきたい」と大橋さん。市内の飲食店など順次販路を拡大しており、最近では贈答用としても喜ばれているという。

 のらぼう菜の加工品開発の動きは加速している。高橋さんはこの春、川崎区の人気キムチ店との共同で「のらぼう菜キムチ」を開発したばかり。高橋さんは「キムチも含め、新しい食文化をつくってくれている。ありがたいこと。今後もぜひ力を入れていってほしい」と話している。

 問い合わせは、ムビリンゴ電話044(299)6858。

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