
赤や青のアジサイが田園風景に映える「開成町あじさいまつり」が1日、同町金井島の「あじさいの里」周辺で始まった。9日までで、実行委員会によると、まだ一分咲き程度で、見頃は来週末になるという。
東京ドーム約3・6個分の広さの水田地帯に、約5千株のアジサイが並ぶ。見頃前ともあって、訪れた人は咲いているアジサイを選んで記念撮影などをしていた。
4、5年ほど前から毎年来ている横浜市保土ケ谷区の後藤善則さん(64)は「花はまだだが、田園風景の中のアジサイはいいね。他にもアジサイの名所はあるけど、ここは広くて落ち着く」と話した。
松田山ハーブガーデン(松田町松田惣領)で「ハーブフェスティバル」、南足柄市千津島で「ハナアオイまつり」も同日から始まった。ともに9日まで。イベント期間中、小田急線開成駅からあじさいの里へは毎日、有料のシャトルバスが運行される。また土・日曜には3会場などを結ぶ有料のシャトルバスも走る。
問い合わせは、あじさいまつり実行委員会(開成町役場)電話0465(84)0317。