川崎市幸区の児童らが、地元の夢見ケ崎動物公園を花で飾ろうと汗を流している。27日は市立南加瀬小の児童が担当。園内の花壇にペチュニアの苗約500株を植え、「来た人にきれいだなって思ってほしい」と顔をほころばせた。
取り組みは、同校に加え、日吉、小倉、夢見ケ崎の市立4小学校が毎年春と秋に行っている。今年は6月11日までにペチュニア、ポーチュラカ、マリーゴールドの苗計1344株を植える予定で、花壇には児童が製作したオリジナル看板も設置される。
この日は南加瀬小の5年生約70人が参加。地元のボランティア「さいわい加瀬山の会」のメンバーに教わりながら、白、赤、紫の花の苗を手に取り、丁寧に土をかぶせた。
参加した児童は「最初は難しかったけど、楽しかった。自然あふれる公園になってほしい」、「家でもやってみたいと思った。春には花見を楽しむ人が増えてほしい」と話していた。