秦野市は市内への観光客の呼び込みと滞在時間の延長を目指し、ガイドマップ「はだの旅-秦野ドライブマップ-」を発行した。内閣府の地方創生推進交付金などを活用し、7千部を作製した。市によると、初めての試みといい、担当者は多くの人に地元の魅力が伝わることを期待している。
ガイドマップは、オールカラーでA4判20ページ。「見て」「触れて」「食べて」をキーワードに、市内を(1)丹沢への登山口がある「表丹沢エリア」(2)カルチャーパークや出雲大社相模分祠(ぶんし)などがある市内中心部の「賑わいエリア」(3)温泉施設などの「癒(いや)しエリア」に分けた。
川遊びができる県立秦野戸川公園やクライミングウォールを備える県立山岳スポーツセンター、そば打ち体験ができる田原ふるさと公園、震生湖など77カ所を写真付きで掲載している。
新東名高速道路の秦野スマートインターチェンジ(IC、仮称)が同市横野と戸川で、同じく新東名の秦野IC(同)が同市菖蒲で2020年度開通予定であることを見据え、都心からの観光客増加につなげるのが目的という。
問い合わせは、同課電話0463(82)9648。