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24日に料理講習会
元町の味、和洋コラボ フレンチ「霧笛楼」と日本茶専門店

話題 | 神奈川新聞 | 2017年8月5日(土) 11:55

料理の一例。ほうじ茶を洋風茶わん蒸しと合わせた「ほうじ茶のフラン」
料理の一例。ほうじ茶を洋風茶わん蒸しと合わせた「ほうじ茶のフラン」

 フレンチレストラン「霧笛楼」(横浜市中区)と開業15周年を迎えた日本茶専門店「茶倉SAKURA」(同)の横浜・元町の2店が、和と洋の枠を超えて連携を深めている。24日には「日本茶葉を使った横濱フレンチ」をテーマに料理講習会を開催。霧笛楼の今平茂総料理長(60)は「おしゃれで先進的な元町ならではの新たな文化を発信していきたい」と意欲を見せている。

 講習会では、日本茶にまつわる話や入れ方、レシピ紹介とともにコース料理を味わう。ジャスミンのような香りの印雑(いんざつ)という種類の日本茶を甲殻類のソースに合わせ、シタビラメやオマールエビのムースに添える。濃厚な煮込み料理の付け合わせには、香ばしいほうじ茶のバターライスを用意。今平さんは「日本茶はフランス料理との相性がとても良い。香りが良く、素材の味を引き立たせる」と話す。

 茶倉店主の小方奈緒さん(43)が昨春、食のイベントで交流のあった今平さんに協力を呼び掛けたのがきっかけ。今平さんは昨年8月、静岡県富士市の茶畑を小方さんと見学。茶摘みや釜いり茶作りを一緒に体験し、日本茶の魅力を実感した。


茶摘みを体験し、笑顔の今平総料理長=昨年8月、静岡県富士市
茶摘みを体験し、笑顔の今平総料理長=昨年8月、静岡県富士市

 印雑茶や釜いり茶など数十種類のサンプルを使い、豚肉や子羊、エビ、シタビラメなどさまざまな食材と合わせ、試作を繰り返した。今年1月の茶倉15周年記念パーティーでは前菜からメイン、デザートまで15種類を用意。出席者の好評を得た。さらに、今夏にはほうじ茶を洋風茶わん蒸しと合わせた「ほうじ茶のフラン」を霧笛楼の前菜メニューに登場させ、料理講習会の開催も決めた。

 講習会は午後6時半開宴。料理はサービス料込みで1人7千円。予約制で、申し込み先着32人。申し込みは、霧笛楼電話045(681)2926。

 
 
 

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