小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトでマネジャーを務めた川口淳一郎さんと、青山学院大陸上競技部監督の原晋さんによる対談イベントが6月9日、相模原市緑区橋本の杜のホールはしもとで開かれる。
はやぶさが開発・運用された宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスが市内にあり、同大陸上競技部も相模原に拠点を置いていることから、市が企画した。開催時期は、初代はやぶさが地球に帰還した「はやぶさの日」の6月13日近くに合わせた。
川口さんは、世界で初めて小惑星の物質を地球に持ち帰ることに成功した初代はやぶさのプロジェクトを率いた。また、原さんは毎年1月の東京箱根間往復大学駅伝で総合4連覇を成したことで知られる。
対談の前には川口さんの講話も開かれる予定。市は「スポーツと宇宙科学を専門とする2人の話から諦めない心の大切さを感じてほしい」と来場を呼び掛けている。
午後7時~9時、参加無料。定員は500人で、事前申し込みが必要。希望者は5月20日から、市コールセンター電話042(770)7777に申し込む。