日本レクリエーション協会が提唱する「あそびの日」にちなんだ野外活動の催しが19日、川崎市麻生区の市黒川青少年野外活動センターで開かれた。親子連れら約400人が参加し、屋外でのスポーツやアウトドアクッキングなどを満喫した。
同協会は2004年から、春の約2カ月間を「あそびの日」のキャンペーン期間と定め、全国一斉で野外活動や文化活動などを推奨。自然の中での遊びを通じて、年齢や障害の有無にかかわらず人と人とがつながり、交流を育むことを目的としている。
川崎の催しは、市レクリエーション連盟が主催した。カレーの調理では、子どもたちがスタッフらの指導を受けながら慣れない手つきでジャガイモやニンジンなどの材料をカット。しちりんで炭火を使ったポップコーン作りにも挑戦し、火加減の調整に四苦八苦する姿も見られた。
グラウンドゴルフやけん玉などを楽しむ子どもたちもおり、父親と参加した松浦維信君(6)=同市麻生区=は「初めてのポップコーン作りが楽しかった。上手にできた」と話していた。