夏を先取りしたヒマワリの花が観光農園「ユートピア農園」(南足柄市塚原)で見頃を迎えている。初夏の日差しに60~70センチと小ぶりだが、力いっぱい小さな太陽を広げている。
ヒマワリは「夏りん蔵」という品種で茎などが柔らかく緑肥となる。季節外れの花を育てる同農園では3月中旬に種をまき、現在は10アールの畑に約5千本が咲きそろっている。
近くの畑にも3段階に時期をずらして種をまいており、6月いっぱいまで花を見ることができるという。
ヒマワリは切り花として10本500円で販売されている。開園は火、土、日曜。同農園へは大雄山線塚原駅から徒歩25分。問い合わせは、同農園の古屋富雄さん電話090(7849)9200。