鎌倉市は、7月に姉妹都市の山口県萩市を訪問する中学生を募集している。市制80周年の記念事業の一環。
鎌倉市は鎌倉幕府、萩市は明治維新のそれぞれ発祥の地。また2市とも海と山があり、史跡が多くあるなど共通点が多いことから、1979年11月に姉妹都市提携を結んだ。今年は提携40周年も迎える。
訪問団は日本史を学ぶ中学生のみで構成。7月22日から24日まで萩市を訪れ、同市にある世界遺産や史跡を見学したり、地元の中学生と交流したりし、2市の友好を深める。鎌倉市文化人権課は「萩市に興味を持ってもらい、参加してほしい」と呼び掛けている。
対象は鎌倉市内在住、在学の中学生で、定員は15人。事前や事後に開かれる研修や11月3日予定の報告会に参加できることが条件。申込書に応募動機などを記入し、24日までに同課に持参、郵送する。市などでつくる実行委員会が審査する。問い合わせは、同課電話0467(61)3870。