世界中で知られる童話を題材にしたバレエ公演「シンデレラ」(全2幕)が、11、12の両日、川崎市麻生区の昭和音楽大学のホールで開かれる。「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2019」の一環として、スターダンサーズ・バレエ団が披露する。
同バレエ団常任振付家の鈴木稔さん演出・振付で2008年に制作された作品。家族愛や人を思いやる心をテーマの中心に据える。ストーリーが有名なため、せりふのないバレエでも子どもから大人まで誰でも楽しめる。
主演のシンデレラはダブルキャストで、11日は地元麻生区在住の渡辺恭子さん、12日は塩谷綾菜さんがそれぞれ務める。同バレエ団は「かわいらしいネズミや意地悪な義姉妹など、個性的なキャラクターも見どころ」と、来場を呼び掛けている。
午後2時開演。チケットは大人3千~9500円、子ども2千~6500円。問い合わせは、同バレエ団電話03(3401)2293。