地域の人々が小学生に夏休みの宿題や木工を教える勉強会が24日、鎌倉市材木座の材木座公会堂で行われた。26日まで開かれ、地域の触れ合いの場にもなる。
地域の世代間交流を深めようと、材木座地区社会福祉協議会が2007年から毎年開催し、11回目。例年3日間の日程で小学生計約300人が集まり、自治会役員や民生委員、中学生らがボランティアとして参加する。
真剣なまなざしで宿題に取り組む子や、木工に夢中になる子で会場は大盛況。大人のアドバイスを受けながら、金づちとくぎを使って木材を組み合わせたり、竹で昔ながらの水鉄砲を作ったりした。
昨年も参加したという児童(8)は「木を使って遊んだり何かつくったりするのが楽しい」と笑顔。同社協の会長は「毎年続けていると、子どもの成長が見えてうれしい」と目を細めていた。