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故佐藤さとるさん古里  横須賀・西逸見町に建設
「こびとの世界」原点の碑

話題 | 神奈川新聞 | 2017年7月24日(月) 15:39

完成した記念碑を囲む関係者ら=横須賀市西逸見町3丁目
完成した記念碑を囲む関係者ら=横須賀市西逸見町3丁目

 こびとの世界を描いた「コロボックル物語」シリーズで知られる横須賀出身の児童文学作家、故・佐藤さとるさんの生誕地を広めようと、横須賀市西逸見町3丁目に記念碑が建てられた。企画した地元関係者らは「佐藤先生が少年時代を過ごした逸見地区の魅力を発信できれば」と話している。

 日本のファンタジー小説の草分けとされる佐藤さんは、ことし2月に88歳で死去。「コロボックル物語」シリーズをはじめ、生まれ育った逸見を舞台に描いた作品は数多く、自伝的作品「わんぱく天国」では、実際にいた同級生の自宅の場所や、近くの県立塚山公園周辺の谷戸の風景が細かく描写されている。

 記念碑は、逸見地区の地域活性化に取り組む市民グループ「コロボックルの会」が発案。生誕地周辺の民家敷地内に建てるために、地権者の協力を得るなど準備を進めてきた。

 20日に開かれた除幕式では、地域住民ら約40人が参加。地元工務店が製作した高さ2メートルの木製記念碑を前に、同会の金子浩吉会長(76)は「全国にいるファンの目印となる碑を建てることができた」と喜んだ。

 除幕式には、横浜市中区に住む佐藤さんの長女(63)も出席。「父からは、子どもの頃に走り回ったり、いたずらをして叱られたりした話をいつも聞いていた。父の原風景だと思う」と振り返り、「記念碑ができて父も喜んでいる」と話した。

 同会は生誕地周辺から県立塚山公園に続く階段道を「コロボックルの小径」と名付けて、手作りのこびとの人形を飾る活動も実施中。「地元の学校でも作ってもらって、人形を増やしていきたい」と話している。

 記念碑は京急線逸見駅から徒歩約15分。問い合わせは、同会の桐ケ谷良之事務局長電話090(5516)6487。


生誕地周辺の道に飾られるこびとの人形
生誕地周辺の道に飾られるこびとの人形

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