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ごぼう音頭のレコード探してます 相模原

話題 | 神奈川新聞 | 2019年4月3日(水) 11:30

昨年3月の相模原市民俗芸能大会で披露された「麻溝ごぼう音頭」の踊り(麻溝ごぼう音頭保存会提供)
昨年3月の相模原市民俗芸能大会で披露された「麻溝ごぼう音頭」の踊り(麻溝ごぼう音頭保存会提供)

 ごぼう音頭のレコードを持っていませんか-。相模原市内で昭和20年代、盛んに栽培されたゴボウをPRするために作られた「麻溝ごぼう音頭」。レコードは当時の生産をリードし、麻溝園芸農業協同組合長を務めた故座間博さんが1951~52年ごろに自費で作製したものだが、音頭の踊りの復活などに取り組む市民グループが曲の正確な音程や歌詞を知ろうと、当時のものを探している。

 踊りの再現などに向けて活動しているのは、「麻溝ごぼう音頭保存会」(熊沢八千代会長)。同会によると、座間さんは県立相原農蚕学校(現県立相原高校)卒業後、戦後の相模原台地での栽培に適した農産物を見つけようと尽力、たどり着いたのがゴボウだった。

 栽培面積が約25ヘクタールになった1948(昭和23)年に県知事指定産地となり、さらに50(昭和25)年には約50ヘクタールに拡大。農林大臣指定産地ともなった。

 同市南区の麻溝地区の特産として知られるようになり、首都圏のほか京都や大阪などへ相模線番田駅から貨車で盛んに出荷された。だが、ゴボウは地中深く伸びて収穫に手間が掛かるため、より育てやすいヤマトイモに徐々に取って代わられたという。

 「麻溝ごぼう音頭」は、座間さんらの呼び掛けから作られたらしい。地元で教員を務めていた植村栄輔さんが作詞を担当。作曲家石井歓さんが曲を付け、石井さんの父で舞踊家の石井漠さんが振りを付けた。

 当時の青年団が東京都内などで開かれる大会に参加して披露するといった活動もあったという。同会はこれまで、テープに残った音源と、当時踊った青年団員の女性の記憶など頼りに、ごぼう音頭の踊りを復活させ、披露もしてきた。

 だが、テープ頼みでは正確な音階など、分からない部分も。レコードを探しているのは「レコードのジャケットに譜面が描かれている可能性がある」との期待からだ。「ぜひ、保存している人は教えてほしい」と同会は呼び掛けている。

 連絡先は同会の田口孝平さん電話090(3922)3955。

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