新元号の発表を祝おうと、横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)で1日、アシカの仲間・オタリアが特製の丁字形の筆をくわえ、新元号「令和」を豪快に書き上げるパフォーマンスを披露した。
揮毫(きごう)したのは、「ふれあいラグーン」のエリアに暮らすレオ(雄、16)。書道歴11年で、ハネやトメもしっかり。体長2メートル、体重200キロの巨体を揺らしながら、飼育員の誘導に合わせて一画ずつ丁寧に力強く筆を運んだ。
「平成」や「昭和」といったこれまでの元号を手本に、10日ほど前から特訓を積んできたというレオ。飼育員の吉崎夏世さん(23)は「満足できる仕上がりで、練習の成果が発揮できた」と笑顔だった。
オタリアによる新元号の揮毫パフォーマンスは7日まで。午前11時半、午後4時の1日2回実施する。