食を通じた健康づくりについて理解を深める「よこすか栄養まつり」が23日、横須賀市日の出町のヴェルク横須賀で開かれ、市民ら約150人が参加した。横須賀地区栄養士連絡協議会主催。
会場では、市立小学校の給食献立紹介のほか、介護食の調理実演などを行った。同協議会は、障害者や高齢者向けに軟らかい食感にしたシューマイを地元精肉店と共同開発し、販売した。また、サケの塩焼きや豚のしょうが焼きを介護食用にペースト状にして成形する実演も行われた。
参加した市内在住の主婦(56)=は「介護食の食べやすさが分かってよかった。家でもできることは実践してみたい」と話していた。