ちりめんの布を縫い合わせて人形や玩具などを形作る「ちりめん細工」の作品展が13、14の両日、川崎市高津区子母口の干川(ほしかわ)志津子さん(69)方で開かれる。自宅で主宰する教室の生徒約50人と干川さんの作品数百点を1、2階に展示する。入場無料。
作品展は毎年開催しており、今年で15回目。昨年は2日間で約300人が訪れる盛況ぶりだったという。
複数のかわいらしい人形をひもでつなげた「つるし雛(びな)飾り」約50セットをはじめ、えとのイノシシの人形などを展示。今年のテーマ「男の子」に合わせて、子ども用の羽織も並べられた。
干川さんは「古い着物などを材料にみんなで一生懸命作った色鮮やかな作品ばかり。多くの人にちりめん細工の魅力を知っていただけたら」と、来場を呼び掛けている。午前9時半から午後5時まで。子母口住宅前バス停から徒歩3分(ライフ子母口店近く)。