
三浦市在住のサックス奏者朝本千可さん(59)らによるチャリティーコンサートが2月24日、三浦市民ホール(同市三崎)で開かれた。市立三崎中学校吹奏楽部とも共演し、会場は熱気に包まれた。
朝本さんはステージで、自身のバンドとオリジナル曲などを演奏。部員は朝本さんと1曲共演した後、昨年ヒットした「U.S.A.」など3曲を披露した。
朝本さんは市立中の吹奏楽部が使っていた老朽化した楽器に心を痛め、昨年2月にチャリティーコンサートを開催。今回も収益の一部を市中学校特別活動研究会に寄付し、楽器購入費や活動費に充ててもらう予定だ。
朝本さんは壇上で「今後も支援するコンサートを続けていければ。他のアーティストにも参加してほしい」と語った。部長の町田海里さん(14)は「ステージでは(朝本さんが)リードしてくれたので、安心して演奏できた。この経験を吹奏楽部の技術向上に生かしたい」と話した。