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「1人1人がカラフルに」 横浜・日枝小の住田校長が著書

話題 | 神奈川新聞 | 2019年3月3日(日) 05:00

著書を手にする住田校長 =横浜市立日枝小学校
著書を手にする住田校長 =横浜市立日枝小学校

 横浜市立日枝小学校(同市南区)の住田昌治校長(61)が、教職員が互いに対話し、尊重し合う職場づくりの大切さを説く著書「カラフルな学校づくり」を出版した。「元気な学校は元気な教職員から」を合言葉に、持続可能な社会を目指す学習活動を紹介している。「働き方改革」の議論が盛んになる中、教育関係者だけでなく、企業の経営者らにも共感が広がっている。

 2010年に校長になった市立永田台小(同区)では持続可能な開発のための教育(ESD)を学習活動に取り入れ、18年に再任用で異動した日枝小では市教育委員会のESD推進校として「元気な学校づくり」を実践してきた。

 ESDとは、さまざまな社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組み、新たな価値観や行動を生み出すことで持続可能な社会を目指す学習活動。日枝小では、プラスチックごみの問題や食品ロス削減などクラス単位で児童たちがさまざまなテーマで取り組んできた。

 「学校は、夢や希望を語れる元気で幸せな場所とならなければ、持続可能な未来を創ることはできない」と住田さん。しかし、「国際化が進み、多様性が求められる時代に、教育だけが旧態依然とした画一的な学校文化を守り続けてきた」と指摘する。

 自由と責任を尊重した教育へと変革するためには教職員同士が対話を深め、従来の働き方を見直す必要があると強調。「文部科学省からの通知(施策)を待つのではなく、教育現場から変革の渦を起こしたい」と著書で訴える。

 教育関係者だけでなく企業の経営者や地域住民など幅広く読まれており、住田さんは著書の内容を巡って多くの人たちと働き方や子どもたちへの接し方について話し合う機会が増えたという。「私たちの社会は持続不可能な状態、つまり、絶望へと進んでいる。色に例えるならブラックのイメージが強いかもしれないが、一人一人が輝く『カラフル』であるべき」と住田さんは伝えている。

 学文社から1944円(税込み)で販売中。問い合わせは同社電話03(3715)1501。

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