
川崎市内の文化団体の作品を一堂に集めて紹介する「かわさき市民芸術祭」の美術部門が川崎市川崎区のアートガーデンかわさきで開かれている。市総合文化団体連絡会の主催で24日まで。入場無料。
35回目を迎えた今年は、絵画、写真、書、詩歌、手工芸、フラワーデザイン、華道、茶道の8分野から計150点を展示。同連絡会を構成する各区の文化協会などから推薦された逸品ばかりで、出展するだけでも狭き門という。
作詞家の小黒恵子さんの歌を書で表現した作品や帯で作ったひな人形なども並び、訪れた人は熱心に見ていた。
19日のオープニングセレモニーで、福島霞葉美術展実行委員長は「35年も続けられたのは皆さんのおかげ。40年、50年と続けられるよう頑張っていきたい」とあいさつしていた。
舞台部門は3月3日にカルッツかわさき(川崎区)で上演される予定。