サッカーの全日本高校女子選手権で初の日本一に輝いた星槎国際高校湘南(大磯町)女子サッカー部のメンバーらが29日、県庁の黒岩祐治知事を訪れ、創部5年目で全国の頂点に立った喜びを報告した。2014年の創部で、5年連続5回目の全国大会出場。決勝では最多5度の優勝を誇る常盤木学園(宮城)を1-0で下し、快挙を成し遂げた。
県庁で柄沢俊介監督は「女子サッカーの将来が変わるようにこれからも頑張っていきたい」。渋谷巴菜(はな)主将(17)は「決勝のホイッスルが鳴った瞬間は夢のようにうれしかった。たくさんの応援のおかげ」と笑顔で語った。
黒岩知事は「夢はかなう、一生懸命頑張れば奇跡を起こせると教えてくれた」と述べ、さらなる活躍にエールを送った。