川崎市麻生区の自然や文化を次世代へ継承する活動に取り組む「里山フォーラムin麻生」と同区は2月2日まで、恒例の「わたしのまちのホッとする風景写真展」への出展作品を募集している。地域に愛着を持つきっかけにしてもらおうと毎年開催し、13回目を迎える。
写真展は、3年以内に撮影した「今編」と、1955~2003年ごろ撮影の「昔編」の二つで構成され、作品もそれぞれで募集している。18年の今編には、どんど焼きや田植え、レンゲ花畑にいる子どもなど113点が、昔編には1960年代の農作業風景の写真などがそれぞれ寄せられた。
作品は2月9日~3月13日に麻生市民館で展示されるほか、町の記憶として伝えていくための記録集に掲載される。同フォーラムの石井よし子事務局長は「田園風景の中で、日常の中でホッと一息、心が動いた一こまを寄せてほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは、同フォーラム事務局電話070(6426)6123。