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力作かぶと譲ります 横須賀の男性が5円玉2千枚で制作

話題 | 神奈川新聞 | 2019年1月10日(木) 02:22

若かりし日に手掛けた力作を前に、思い出を語る天崎さん
若かりし日に手掛けた力作を前に、思い出を語る天崎さん

 40年ほど前に手作りした「5円玉かぶと」を多くの人に観賞してもらいたいと、横須賀市内に住む男性が寄贈先を探している。2千枚近い5円玉をひもで編み込んだ力作は、今も重厚感漂う黄金色の輝きを放っている。

 男性は元JR東日本社員で、市サッカー協会4種副委員長を務める天崎省二さん(63)=同市平成町。1980(昭和55)年、旧国鉄職員だった20代の時に手掛けた。

 かぶとは高さ約50センチ、横幅約50センチ。硬貨はおよそ9700円分を使用。昭和55年の新硬貨を銀行窓口で集め、ひもは人形の産地である埼玉県岩槻市から取り寄せたという。


丁寧に編み込まれた5円玉 =横須賀市役所
丁寧に編み込まれた5円玉 =横須賀市役所

 天崎さんは「当時、横浜保線区の職場で流行し、お金を持っていた先輩は50円玉でも作っていた。先輩に教わり、帰宅後の時間を使い、1カ月近くかけて作った」と説明。「頭にかぶる部分が1番難しかった。硬貨を1枚ずつ減らし、丸くなるよう絞り上げていったが、根気とかなりの力が必要だった」と振り返る。

 5円玉にはラッカースプレーを吹き付けており、今も新硬貨のように輝く。硬貨に描かれた稲穂の柄を同じ向きにそろえるなど、丁寧に仕上げている。

 かぶとをプレゼントした父親が7年前に亡くなり、その後は天崎さん主宰の少年サッカークラブが練習する市立田戸小学校(同市米が浜通)の校長室に置かれていた。

 天崎さんと校長が「もう少し多くの市民の目に触れる場に置こう」と考え、寄贈先を探すことにした。天崎さんは「思い出の作品だが、自分の手からいったん離れたもの。人が来てくれる場所に置いてもらえるとうれしい」と話し、市への寄贈も検討している。

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