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川崎市内の環境ワークショップが大臣賞 息長い活動が評価

話題 | 神奈川新聞 | 2018年12月20日(木) 02:43

今年2月の「エネルギー・環境子どもワークショップin川崎」で発表した子どもたち=川崎市中原区の市立大戸小学校
今年2月の「エネルギー・環境子どもワークショップin川崎」で発表した子どもたち=川崎市中原区の市立大戸小学校

 小中高校生を対象に、身近な環境問題の啓発に貢献したとして、川崎市内で活動する「エネルギー・環境子どもワークショップin川崎」実行委員会(濱田浩一委員長)が、2018年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞した。産学官が協同し、04年から続く息の長い活動が評価された。

 同ワークショップは、小学校を中心に20校前後の子どもらが毎年参加。「多摩川の水質浄化の変遷」「給食の食べ残しと飢餓問題」など地域の問題をテーマに取り上げて1年間研究し、2月に発表に臨む。発表会には企業や大学、行政の関係者約500人も姿を見せ、子どもたちと意見交換なども行っている。

 もともとは東京電力の主催事業だったが、同社の撤退を受け、11年からは教育活動総合サポートセンターと俳優の中本賢さんの多摩川塾が2年間主催した。13年からは、総合的な学習や生活科の教師約50人で実行委員会を組織し、引き継いできた。

 佐川昌広副実行委員長は「これまでの取り組みが評価され、うれしい。今後も子どもたちに環境とエネルギーを楽しく学んでもらうために続けていきたい」と決意を新たにした。

 同表彰は、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人や団体を対象に、環境省が毎年選定している。同実行委員会は、5部門のうち環境教育活動部門で受賞した。

 
 

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