全国のカレーを一堂に集めた国内最大級のカレーイベント「よこすかカレーフェスティバル」が3日、横須賀市稲岡町の三笠公園で始まった。市内外から多くの来場者が訪れ、食べ比べなどで各地の逸品を堪能した。4日まで。
カレーの街よこすか推進委員会などの主催で、19回目。北海道から鹿児島まで、延べ111事業者が出店した。
3日は23事業者による「全国ご当地カレーグランプリ」が催され、「富良野オムカレー」(北海道)や「宮崎マンゴーdeチキン南蛮カレー」(宮崎県)などが出品。来場者による投票で「黒部ダムカレー」(長野県)が1位に選ばれた。
地元の「よこすか海軍カレー」や「横須賀海上自衛隊カレー」を提供する20店から計4品を選べるバイキングも人気を集めている。
小学1年生の男児(6)=横須賀市=は「牛タンのカレーは肉がやわらかくておいしかった」。男児の母(31)は「店の種類が多く、選ぶのも楽しい」と話していた。
会場では、同市長選と同市議補選の投開票日(25日)を周知しようと、高校生らによる啓発グッズ配布も行われている。
4日は午前9時から午後4時まで。荒天中止。問い合わせは、横須賀観光インフォメーション電話046(822)8301。