京浜急行バスは27日、京急油壺マリンパーク(三浦市三崎町小網代)前にバス停留所を新設した。コツメカワウソなど人気の動物が来場者を出迎えるセレモニーが行われた。
バス停新設は来年の同パーク開館50周年を記念した企画の一環。約350メートル手前の「油壺」停留所で折り返していた5路線が繁忙期などを除き、同パークの営業時間に限定して延伸される。
セレモニーでは、キタイワトビペンギンとコツメカワウソが、同パーク行きのバスで開館前などに到着した来場者らを出迎えた。同パークによると、昨年の来場者数は約27万人で、3~4割がバスを利用。「バス利用客が増え、30万人を達成できれば」としている。
年に4~5回は訪れるという会社員女性(22)=埼玉県川越市=は「だいぶ便利になったので、もっと来たい。ペンギンが好きなので、出迎えはうれしい」と話していた。