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子どもと食べたい常備菜 川崎、料理教室の運営者がレシピ本

話題 | 神奈川新聞 | 2017年5月28日(日) 17:00

「子どもと食べたい常備菜入門」を出版した菅野さん
「子どもと食べたい常備菜入門」を出版した菅野さん

 「忙しいママにも手軽に家庭の味を作ってもらおう」と、川崎市幸区に住み武蔵小杉駅近くでオーガニック(有機野菜)料理教室を運営する菅野のなさん(37)が、レシピ本「子どもと食べたい常備菜入門」(辰巳出版刊)を出版した。「共働きなどで疲れた人こそちゃんと食事を味わってほしい。手軽にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてもらえたら」と菅野さんは話している。

 常備菜とは「作りおき」などの意で、多めに作って残しておくおかず。菅野さんは、「ストックおかずともいわれている。食事作りをシンプルに楽しく継続できるようにするもの」と説明する。

 本では、おかず「キャベツの塩もみ」をベースに、「キャベツと切り干し大根のあえ物」「納豆ギョーザ」など、飽きないように違ったおかずに変えるレシピをそれぞれ掲載。平均40分以上といわれる夕食の準備を「20分以下で簡単にできる」レシピとして計42点を紹介している。

 「子どもにとって、味覚や体をつくる食事は大切で、忙しいからと買って済ませるのではなく、わが家の味みたいなものを作ってほしい。簡単でいい。レシピが同じでも、マンネリとは思わず、わが家の定番と思うことも大切」と強調。子どものアレルギーが多い卵や乳製品は使わず、栄養満点のレシピばかりだ。

 菅野さんは、小学2年生と幼稚園児の子ども2人を子育て中。ベンチャー企業で働いていて体調を崩し、食と健康の大切さを再認識し、10年前に母親で管理栄養士の松波苗美さん(65)と中原区で料理教室を始めた。これまで1200人以上が参加し、「肩の力が抜けてご飯作りが楽しめるようになった」「家族との時間はもちろん、自分の時間にもゆとりが持てるようになった」と好評。そのレシピの一部を本にした。

 B5判オールカラー96ページで1万部を発行。1300円(税抜き)。問い合わせは、辰巳出版電話03(5360)8064。

 
 

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