見ごろを迎えた生田緑地ばら苑(川崎市多摩区長尾)で24日、公募の写真撮影会が開かれた。東京ガス川崎支店と神奈川新聞社川崎総局が主催し、同市の後援で行われたもので、川崎や横浜の市民ら24人が参加し、咲き誇る533種約4700株のバラを楽しんだ。
古田孝・同支店長が「ばら苑を通じて川崎の魅力を再認識していただけたら」などとあいさつし、スタート。元神奈川新聞社写真部長でフリーカメラマンの大河原雅彦さんが講師を務め、構図の選び方や人物の入れ方など写真撮影のこつを説明。参加者は、皇室にちなんだバラが集まるロイヤルコーナーなどで甘い香りに包まれながら色とりどりの花にレンズを向けていた。
参加した高津区の青木義雄さん(70)は「花がきれいだった。撮り方についても丁寧に教えてもらえてよかった」と話していた。春のばら苑の公開は28日まで。撮影された優秀作品を6月上旬、神奈川新聞紙上で紹介する予定。