箱根の初夏の風物詩の一つ、箱根町元箱根の「小田急 山のホテル」の庭園を彩るツツジが見ごろを迎えた。赤やピンク、紫色など、約30種3千株の花が咲き誇っている。
同ホテルによると、冬場の寒さが花芽に影響し、開花のピークは昨年より1週間ほど遅い。遅れていた白色の花がこの週末にほぼ咲きそろい、来週半ばまでは「ツツジの回廊」の散策を楽しめるという。例年4万5千人ほどが訪れている。
妻と足を運んだ横須賀市の渡辺良信さん(80)は「色と種類が多く、手入れもされていて趣がある」と満足げだった。
見学時間は午前9時~午後5時。入園料は800円。問い合わせは、同ホテル電話0460(83)6321。