綾瀬市の魅力を発信しようと、「光・食・文化の祭典~Ayase Base side Festival~」が20日、同市深谷上の光綾公園野球場で開かれた。
イベントの中心のグルメ会場には約40店が並んだ。「あやせ名産品」に新たに仲間入りした地元養鶏園の「あやせのたまご すずほのプリン」は、濃厚で滑らかな食感が特徴。市内産の豚肉やしらたき、ゴボウ、長ネギを使った「あやせとんすきメンチ」は年間2万個以上を売り上げる人気のご当地グルメで、この日のイベントでも行列ができた。
メンチを販売した団体のメンバーは「今年は昨年の2倍近い1600個を用意したが、2時間で500個を販売した」と、額に大粒の汗を浮かべながら揚げる作業に追われていた。味わった人たちは「具だくさんでサクサクしている」と満足そうだった。
ステージでは、マーチングバンドや太鼓の演奏などが行われた。
イベントは実行委員会の主催で3回目。夜に行われる炎や花火を使った催しも人気で、昨年は3万人を集めたという。