海老名市教育委員会はこのほど、「海老名ウォーキングガイドブック 海老名歴史さんぽ」を5千部発行した。
ガイドブックは2006年に製作した内容を再編集し、新たに二つのコースを入れて10コースを設定。周辺の文化財や史跡などに立ち寄りながら郷土史を学び、散策も楽しめるよう工夫した。
「天平文化の遺跡を歩く」のコースは海老名駅近郊の相模国分寺跡・尼寺跡を中心に郷土資料館を経由して約4キロを約100分かけて回る。「渋谷庄を歩く」では4月に同館で展示が始まった、市内初の副葬品が出土した上浜田古墳群も紹介している。
海老名ゆかりの人物のコラム、伝説、江戸時代の絵図も掲載した。A5判で100ページ。価格は200円で、市役所地下売店や同館などで販売している。