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世界の名峰カメラに

話題 | 神奈川新聞 | 2017年5月12日(金) 02:00

山岳写真の魅力について語る杢代さん=秦野市立宮永岳彦記念美術館
山岳写真の魅力について語る杢代さん=秦野市立宮永岳彦記念美術館

 山岳写真歴50年の杢代(もくだい)新一さん(78)=平塚市=が世界各地で撮影した山岳写真を集めた作品展が14日まで、秦野市鶴巻北の市立宮永岳彦記念美術館市民ギャラリーで開かれている。白銀の山を撮影した作品など約40点が並び、登山愛好家らでにぎわっている。

 杢代さんは元平塚信用金庫職員。富士山からスタートした山岳写真歴は半世紀にも及び、マッターホルンやモンブランなど国外の4千メートル級の40カ所近くを訪れてきた。「雲の晴れ間から見える白銀の風景は特に神々しい」と魅力を語る。

 作品は山岳雑誌にも採用され、これまで平塚や東京などで作品展を開いてきた。現在も年間30日ほど登山し、「年齢も考え、極力、軽い道具を使う。撮影が目的なので、無理に登頂しない」と話す。

 今回は、幻想的な白銀の山々を中心に、凍り付いてしまった富士山頂の鳥居など「その時間、その場所にいたからこそ、撮影できた」(杢代さん)作品ばかりだ。アイゼンやピッケルなどの愛用の登山道具も展示している。

 入場無料。問い合わせは同美術館電話0463(78)9100。

 
 

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