第20回わんぱく相撲三浦場所が7日、三浦市初声町下宮田の若宮相撲場で開かれた。20回目を記念して立浪部屋の力士2人が参加する中、小学生143人が力いっぱいぶつかり合う熱戦を繰り広げた。市相撲連盟、三浦青年会議所、市教育委員会でつくる実行委員会の主催。
昨年の全国大会の際に子どもたちが宿泊した縁で、立浪部屋の明生関と飛天龍関の力士2人がゲストで参加し、四股やぶつかり稽古を披露。抽選で選ばれた1年生10人と“対戦”した。力士に軽々と持ち上げられると、子どもたちは歓声を上げた。
低学年と高学年に分かれた団体戦と、各学年ごとの個人戦をいずれもトーナメント形式で実施。子どもたちは“ガチンコ勝負”を展開し、観客からは大きな声援や拍手が送られた。4~6年の個人戦優勝者は、7月30日に両国国技館(東京都墨田区)で開催される全国大会に三浦市代表として出場する。
力士に挑んだ市立初声小学校1年生の為我井昊君(6)は「押してもびくともしなかった。持ち上げてもらって楽しかった」と話していた。
団体・個人戦の優勝は次の通り(敬称略)。
団体戦
▽低学年=かわうそ
▽高学年=名向パールチーム
個人戦
▽1年=長澤羚
▽2年=城風晴
▽3年=石間道生
▽4年=皆木沙亨留
▽5年=米田海輝
▽6年=新谷雄太朗