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嫌われ者がアイドルに 巣箱すみ着き人気ヤマガラ食べたヘビ

話題 | 神奈川新聞 | 2017年5月6日(土) 02:00

巣箱の出入り口から顔をのぞかせるアオダイショウとみられるヘビ=秦野市曽屋の「くずはの広場」
巣箱の出入り口から顔をのぞかせるアオダイショウとみられるヘビ=秦野市曽屋の「くずはの広場」

 秦野市曽屋の自然観察施設「くずはの家」で、鳥の巣箱にすみ着いた1匹のヘビが人気を集めている。当初は巣箱のひなを食べた嫌われ者だったが、出入り口から顔を出す姿が「ちょっとかわいい」と、今ではアイドルのような存在になっている。

 巣箱は施設前にあるエノキの幹の高さ4メートルほどに設けてある。毎年、野鳥の子育ての場所になっているといい、施設は内部にカメラを置き、外のモニターで観察している。

 今年もヤマガラが3月9日から巣作りを始め、同25日に6個を産卵。4月14日に全てふ化した。職員や来場者は巣立ちを楽しみにしていたが、20日朝、モニターに映し出されたのは、腹を膨らませたアオダイショウとみられる体長1メートル以上のヘビの姿だった。

 「自然の摂理で仕方がないが、最初は棒でやっつけようという声もあった」と施設指導員の小泉俊江さん(69)。ただ、巣箱の穴から時折顔を出す仕草が愛らしいと人気に。小泉さんは「巣にはヤマガラが産卵のために作った寝床があり、居心地がいいようだ。来場者の反応も、怖いからつぶらな瞳がかわいらしいと変わっていった」と話す。

 こどもの日の5日も、大勢の家族連れでにぎわった。市内の男性会社員(44)は「怖いけれど、ついつい見てしまう」とうれしそう。小泉さんは「もう襲われないように、来年は(幹に巻いてあるビニール製の)ヘビよけを増やす」と言いながらも、「自然のヘビをこれだけ身近に観察できる機会もあまりない。もう少し、ここにいてほしい」と見守っている。

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