JR川崎駅東口広場の指定喫煙場所が改修され、28日に供用を開始した。スペースの拡充に合わせ、煙の拡散を軽減させる仕切りが新設された。
同喫煙場所は日本たばこ産業(JT)が6年前に整備し、寄贈を受けた川崎市が管理している。市によると、朝の通勤時間帯などは利用者が多く、スペースの周辺に喫煙者があふれていた。
JTによる改修では面積を約2倍(約68平方メートル)に広げ、吸い殻入れ7台を分散させて設置。面積に合わせて仕切りと壁も新たに設け、分煙を強化した。
市地域安全推進課は「以前はスペースが足りず、少し離れて吸っている人が目立ち、苦情も多かった。改修で広くなったので指定場所を利用してほしい」と話している。