県立保健福祉大学 食育サークル・シーラボ
学食から健康づくり(15)豚肉の香味焼き、もやしときゅうりの梅肉ジュレ和え
話題 | 神奈川新聞 | 2017年4月25日(火) 18:45
香味野菜でさっぱり☆疲労回復ランチ
梅雨に入ると、蒸し暑い日が続きます。そこで注目したいのが、疲労回復効果のあるビタミンB1やビタミンCです。このランチでは、これら栄養素を成人女性の1日摂取目標量の半分以上とることができます。疲労回復を促すよう、食欲が増すシソやミョウガを添えました。また副菜の「ジュレ和(あ)え」は涼しげでさっぱりしていますが、メニュー全体でしっかり食べられる工夫をしました。
「シーラボ☆」では月1回、勉強会として調理実習を行っています。学外から先生を招き、管理栄養士の「先輩」として指導いただき、知識と技術を深めています。
豚肉の香味焼き
材料(4人分)・豚もも肉(塊) 280g
・酒 大さじ1と1/3(20g)
・玉ねぎ 2個(320g)
・サラダ油 大さじ1(12g)
・塩 小さじ1/2(3g)
・こしょう 少々
・ミョウガ 1/2個(12g)
・大葉 4枚(4g)
作り方 1人分550kcal
【1】豚肉はそぎ切りにしフォークで何回か刺し、30分程度酒に漬けておく。
【2】玉ねぎはくし切りにする。ミョウガは輪切りに、大葉は千切りにする。
【3】フライパンを熱してサラダ油を入れ、豚肉と玉ねぎを炒める。塩、こしょうをふり、味を調える。
【4】(3)を器に盛り付け、ミョウガと大葉をのせる。
もやしときゅうりの梅肉ジュレ和え
材料(4人分)・モヤシ1/2袋(160g)
・キュウリ1本(80g)
・A
かつおだし大さじ2と2/3(40g)
濃口しょうゆ大さじ1強(20g)
みりん大さじ1強(20g)
寒天小さじ1/5(0.2g)・レモン汁大さじ1と2/3(24g)
・練り梅小さじ2/3(8g)
作り方【1】モヤシは透き通り、食感が残る程度にゆでる。キュウリは長さ4センチに切り、縦4等分に切る。
【2】Aを鍋で加熱し、沸騰したらレモン汁を混ぜ合わせる。別の器に入れ、あら熱を取ってから冷蔵庫で冷ます。
【3】(1)を盛り、固まった(2)を崩してのせ、練り梅も添える。
【2016年6月2日紙面掲載】