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城郭などを3DCGで再現 小田原市が観光アプリ

話題 | 神奈川新聞 | 2017年4月18日(火) 02:00

3DCGで再現された石垣山一夜城(小田原市観光課提供)
3DCGで再現された石垣山一夜城(小田原市観光課提供)

 小田原市は、モバイル端末用の観光アプリケーション「小田原さんぽ」を開発し、17日に配信を始めた。拡張現実(AR)技術を取り入れ、現存しない城郭などを3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)で再現して画面上に表示するなど、まち歩きをより楽しんでもらえるよう工夫した。

 アプリは無料で、市内の観光スポットなど約650カ所の情報を掲載。歴史や自然など11のジャンルから検索でき、その位置をジャンル別のマークで地図上に表示する。マークをタッチすれば、その概要や行き方が文章や写真で確認できる。

 最大の目玉は仮想空間体験。小田原城址公園(同市城内)や石垣山一夜城歴史公園(同市早川)など15カ所でカメラを向けると、3DCGで再現された二の丸御殿の外観や石垣山一夜城の天守や城郭などが映し出され、当時の様子をうかがい知ることができる。

 そのほか、散歩やウオーキングにお薦めのコースや市内のイベント情報なども紹介。特定の場所で起動させると、北条五代のキャラクターなどと一緒に記念撮影できる機能も盛り込んだ。

 アプリは観光客の回遊性を向上させるために業者に開発を委託。PR動画と合わせ、約2400万円を投じた。モバイル端末の「AppStore」や「GooglePlay」で「小田原さんぽ」と検索し、ダウンロードする。問い合わせは、市観光課電話0465(33)1521。

 
 

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