
自然豊かな横須賀市・田浦エリアを歩いてめぐってもらおうと、田浦地域運営協議会(早川吉彦会長)は「里山歩きマップ」=写真=を初めて作成した。東西を港と山に挟まれ、多くの観光客が訪れる同地域。マップでは、海や山の景色を存分に楽しめる四つのコースを紹介している。
田浦地域は梅林をはじめとした観光資源が豊富で、山伝いに電車が通っていることからトンネルが多く、「トンネルの街」としても知られている。
マップは協議会メンバーが実際に歩いて作成。Aコースは海側をめぐる3・5キロの平たんな道のりで、京急田浦駅を出発して長浦倉庫群を通り、安針塚駅までの1時間半。Bコースは船越神社から白赤稲荷社を通る約3・5キロの2時間のルートで、ハイキング用の服や靴がおすすめという。
田浦行政センターは「体力や好みに合ったコースを選んでほしい」と話している。マップは同センターや長浦コミュニティセンター、京急田浦駅、JR田浦駅などで無料配布するほか、市ホームページでも掲載している。