川崎市高津区溝口の二ケ領用水沿いのシダレザクラ並木が見ごろを迎え、一部で花のトンネルをつくっている。
大山街道付近と国道246号の間約400メートルに30年ほど前から、さまざまな種類の枝垂れ桜およそ50本が植えられ、早咲きの十数本が見ごろとなった。
通り掛かった人たちは、赤みがかったピンク色の並木を写真に撮るなどして楽しんでいる。二ケ領用水にはソメイヨシノが多く植えられているが、枝垂れ桜がまとまって植えられている所は珍しい。中原区に住む女性(76)は「枝垂れ桜が多いと友達に聞いて来た。とてもきれい」と笑顔で話していた。