湘南の夏の風物詩「湘南ひらつか七夕まつり」(実行委員会主催、7月7~9日)を盛り上げ、平塚の魅力を発信する3人の新「織り姫」が2日、決まった。終戦直後、復興に向けて市民の心に明かりをともそうと始まり、今年で67回目を迎えるまつりに合わせてデビューする。
新たな織り姫は、大学3年の小西絢乃さん(20)=平塚市御殿、大学1年の齋藤栞さん(18)=同市桃浜町、大学4年の小泉まりなさん(21)=同市東八幡。3人とも大学生なのは珍しいという。
50人の応募者の中から1次、2次審査を通過した6人を対象に、最終審査として市民によるインターネット投票(計6791票)を実施。その結果と合わせ、総合的に判断して3人を選んだ。
小西さんは「歌やダンスを小学生の時から習っていて、文化振興に貢献したいと思い応募した」、齋藤さんは「ビーチパークが大好き。より多くの人に平塚の魅力を知ってもらいたい」、よさこいのチームで10年間、七夕まつりに参加してきたという小泉さんは「長年参加させてもらっているので、チームの先生や平塚に恩返ししたい」と笑顔で話していた。