寄付された支援品を受け取る相談者=15日、川崎市中原区
新型コロナウイルス禍や最近の物価高で苦境に直面するひとり親などの家庭を支援する活動がこのほど、川崎市中原区のNEC玉川事業場内で開かれた。
昨年5月に続く2回目の実施。桐光学園高校(同市麻生区)の生徒有志が、子育て家庭のために企画した。市社会福祉協議会や、NECグループ社員の有志でつくる「NECプロボノ倶楽部」も協力した。
社協を通じて食料や衣料、日用品、学用品の寄付が募られ、当日会場を訪れた相談者に配られた。「貧困の根源には教育格差がある」(桐光学園高生徒)との考えから、相談者の子どもに勉強を教える学習コーナーも設けた。