
江ノ電の駅前に地元品を集めた「小さな商店街」がお目見えする。江ノ島電鉄(藤沢市片瀬海岸)は、食に関わる社会課題の解決や地産地消促進に取り組むベンチャー企業と連携し、地元の名店が誇る逸品を集めた冷蔵庫型販売機を江ノ島、藤沢両駅に設置。モノのインターネット(IoT)を活用し、地域の中で食と住民をつなげる新サービスを展開する。
江ノ電と連携するのは、IoTと冷蔵庫を組み合わせた食の売買プラットフォーム「シェア冷蔵庫サービス」を開発、展開する愛知県豊田市のベンチャー企業「どんぐりピット」(鶴田彩乃社長)。
シェア冷蔵庫は高さ約2メートル、幅約1メートル、奥行き約60センチで、内部を7段計14の収納スペースに区分。利用者は専用サイトから会員登録(無料)し、冷蔵庫に備え付けられたタブレットから出店者が収納した商品を選択してキャッシュレスで購入する。