青空の下でフラダンスを披露する宮川淳一さん(本人提供)
フラダンスに魅了され、情熱を注ぐ逗子市在住の元消防士がいる。フラダンス歴26年の宮川淳一さん(61)は「地元のお祭りでダンスを披露し、観客を盛り上げた時が何よりうれしい」と目尻を下げる。しなやかさが求められる女性のフラダンスとは異なる、迫力ある踊りを追求している。
ひょんなきっかけでフラダンスに出合った。36歳の時、幼なじみの友人からフラダンス教室に誘われた。「男がやるものとは思わなかった」と、その時は乗り気ではなかった。それでも、一度体験してみると技術の奥深さに心が揺さぶられた。
力強さと切れ味が魅力