かつて茅ケ崎の地にあった製糸場「純水館茅ケ崎製糸場」の歴史を後世に伝える記念碑が、JR茅ケ崎駅近くにお目見えした。設置を進めた市民団体「純水館講演会実行委員会」の有村幸三さん(76)は「市民の誇りの場所としてみなさんに足を運んでもらいたい」と話している。
同実行委によると純水館は1917(大正6)年から37(昭和12)年まで、現在の「ヤマダデンキLABI LIFE SELECT茅ケ崎」(同市新栄町)を中心とした場所にあり、約4万平方メートルの敷地内では約350人の女性従業員が働いていたという。