春らんまんの桜、すがすがしい新緑、もえる紅葉─。四季のさまざまな表情を楽しめる名勝、横浜・三渓園の風景を題材にした「第32回・三渓園フォトコンテスト」の入賞者が決まった。
今年のテーマは「伝えたい!三渓園の魅力」。県内外から474点が寄せられた。最優秀の推薦作品には、渥美滋さん(横浜市旭区)の「影」が選ばれた。
審査は写真家の森日出夫さんと山田信次さんが担当。「窓の格子から差し込む西日の筋を見事なカメラワークで作品に仕上げた。狙いを定め、納得いく映像をキャッチするために足を運んだ苦労がうかがえる」と評した。
努力賞30点を含めた入賞作46点は2023年1月1日から3月13日まで、同園内の三渓記念館で展示される。
その他の入賞者は次の通り。(敬称略)
▽特選=川瀬閑人(横須賀市)、中山泰雄(横浜市中区)▽入選=宇佐美芳孝(同)、河野君江(保土ケ谷区)、鈴木計子(神奈川区)▽佳作=池田光夫、川上勝正、櫻山秀夫、佐々木恭平、高階満美恵、野沢宏孝、原田裕次、平井正友、平山清、峯岸誠一